労保連労働災害保険

~労働災害への備えはできていますか?~
従業員の方々の労災事故について「政府労災保険」の上乗せ保証制度です。

『労保連労働災害保険』をご存知ですか!?

一般社団法人 全国労働保険事務組合連合会では、労働保険事務組合に委託している事業主様だけが加入できる労働災害の上乗せ補償保険を取り扱っています。
契約期間は8月1日から翌年の7月31日までの1年間です。 ※ 契約期間の途中からでも契約できます。

現在、岐阜県では多くの事業場にご加入いただいていますが、令和元保険年度を見ますと、21件の業務災害が発生し、休業保険金の支払いがあり大きな補償となりました。ご契約いただいた21事業所に1件の割合で労災事故が発生しています。

労災が起こった時の国の補償額

休業補償の場合、国からの補償は給付基礎日額の60%の保険給付と、特別支給金として20% 合わせて80%(※1)の補償となっています。
※1 ⇒ 1か月の給料30万円の場合、24万円の補償。
『 労保連労働災害保険 』は、国の労災補償に20%(※2)上乗せして、労災事故にあっても100%の収入補償をしようというものです。
※2 ⇒ 6万円の補償となり、国の補償と合わせて30万円の補償。

労保連労働災害保険の保険料は、労災保険料と同じく全額事業主様のご負担となりますが、労災事故が起こった場合、事業主様に保険金が支払われ、事業主様は、被災従業員に見舞金として支払いができますので、従業員や家族からも大変喜ばれています。

労保連労働災害保険のメリット

事業主様

  • 事業主が負担する保険料は個人事業主の場合は必要経費として、法人事業主の場合は損金算入が認められています。
    また、支払われる保険料は課税所得となりません。
  • 労災保険に特別加入している事業主も加入できます
  • 3年以上継続加入し、直近3年間に発生した労災事故による保険金請求がなく、当該年度の支払保険料が10万円以上の事業場については、翌保険年度から、保険料の割引を行います。

 

    建設業者様

  • 労保連労働災害保険は、公共工事入札のための経営事項審査(※)において加点(15点)されるための要件を満たしております。
    ※ 審査に必要な加入証明書は随時発行します。
  • 下請した工事についても、下請事業担保特約に加入することにより、補償が受けられます。

 

《 最近多いお問合せ 》

Q.労働者が新型コロナウイルスに感染した場合、労保連労働災害保険給付の対象となりますか?
A.国において、業務に起因して感染したものであると認定(※)された場合には、労保連労働災害保険給付の対象となります。

※新型コロナウイルス感染症に関する労災請求件数等(厚生労働省/R3.2.26現在)
・医療従事者等   請求件数4,238件のうち、支給決定件数2,023件(決定割合47.7%)
・医療従事者等以外 請求件数1,340件のうち、支給決定件数 582件(決定割合43.4%)

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多治見商工会議所 労働保険事務組合にお問い合わせください。